努力して手に入れたものは過大評価してしまう理由
自分が努力して時間をかけた事に対して、人は過大評価をしてしまう。
バスケの世界では知らないマイケル・ジョーダン
彼は、ワシントン・ウィザーズのバスケットボール運営部の社長になると
2001年にドラフトで全体指名1位の指名権を使って
センターのタワミ・ブラウンを指名した。
ブラウンは高校を卒業したばかりの才能溢れる選手だったが
粘り強さが足りなかったらしく、選ばれた後は可能性をほとんど発揮できなかった。
最初のシーズン中、ブラウンは一試合平均得点4リバウンド以下という
惨たんたる数字を叩き出した。
ところが2番目のシーズンは、なぜか出場時間が2倍になった。
そのシーズンの後、ジョーダンはウィザードを解雇されるが
ブラウンのことは諦めるつもりがなかった。
2010年、ブラウンはジョーダンが所有するチーム
シャーロット・ボムキャッツと契約した。
この頃までに、ブラウンは4つのチームで10シーズンプライしており
成績は510試合で平均7得点6リバウンド以下だった。
前シーズンには、出場時間はわずか13分だった。
ところが、ブラウンがジョーダンのチームに入ると1試合の平均試合時間が倍の26分に増えたのである。
ジョーダンのチームメイトは『彼は、周りにイエスマンばかり置いているようだ』と言っていた。
のちにブラウンは『スポーツ史上最悪のドラフトワースト100』『過去10年で2番目にがっかりなドラフト』にも選ばれてしまったのだ
ここでの問題は前回の記事にも関連していると思う。
(読んで見てね〜★)
彼の名言の1つに
一度でもあきらめてしまうと、それが癖になる。絶対にあきらめるな!
- マイケル・ジョーダン -
というものがある。もちろん諦めないことは素晴らしいこと
でもこれがもし、NIH症候群だったらどうだろう?
自分のアイディが1番と思ってしまう理由。 - HAPPY CREATOR
ジョーダンの場合、自分が自分のプライドを守るために
諦めなかった部分もある。
でも、途中で引き返せなくなったともみえる。
もし、誰かが途中で止めてその意見に耳を傾けていたらここまで
状況は悪化していなかったはずだ。
周りの意見を聞く、そして見切りをつけることが成功に繋がる
よし!明日からも頑張ろう!
参考図書