リーダーや部下がいる方には必須の学問「帝王学」
みなさんは、「帝王学」という言葉をご存じですか?
いきなり「帝王」と言われても、想像がつかない人も多いと思いますが、
これは、リーダー哲学と言われているものです。
リーダになる人なら必ず知ってお聞くべき学問です。
まず「帝王」とは、国王や貴族など、ある分野や社会で、非常に大きな権力や支配力をもつ人のことをさします。
たとえば、代々続く王家では、王の座を親から子へ引き継いでいくことが一般的ですが、国王や貴族などの、親の地位や役割を引き継ぐことが決まっている子どもは、小さい頃からリーダーになるために特別な教育を受けることがあります。
その特別教育の一つが帝王学です。
そして帝王学の中でも、バイブル的存在
貞観政要をの中身を本日少しご紹介します。
貞観政要とは、中国の古典です。(ざっくりすぎる!w)
日本でも平安時代に伝来し徳川家康や北条政子などが読んでいたとされています。
今日でも、政治家や国のリーダはほとんど読んでいるでしょう。
早速ですが、みなさんに質問です。
創業と守成(事業を守っていく)のではどちらが難しいと思いますか?
この貞観政要では、事業を守っていく方法について書かれています。
その名も優れたリーダについて!!
いくつもありますが、1番多く語られる聞く力についてご紹介します。
この本の主人公の李世民は、中国の歴史で長かった貞観と時代の中国の皇帝になります。
彼は、自分の周りに4人の諌議大夫という家臣を配置しました。
この物語は、この諌議大夫と李世民のやりとりが綴られている本になります。
まず、この諌議大夫とはいわゆる毒舌ご意見番です。
いかなる時も、臆することなく自分の意見を言ってくれる集団なのです。
わかっていても嫌ですよね(笑)
正直Yesまんを周りに置きたいところですが
この諌議大夫のおかげで諌議の時代は長く続いたと言われています。
自分が、良い地位(安定)してしまうと危機感が無くなりますよね。
今日はいっか!が続いたり
なんとかなるでしょと堕落したり
そんな時に意見を言ってくる人正直ムカつく!てなりそうですよね
でも李世民は、彼らを大事にいかなる時も意見を聞き入れていました。
そして彼は優れたリーダは
自分を制する心と仲間を持つことといいました。
みなさん周りの人はどんな人ですか?
自分に気を使う人ばかりではないですか?
この聞く力と自分を制する心と仲間今一度考えてみたいですよね★