自分のために、自分の人生を生きれていますか?
韓国で大人気のエッセイ
あやうく一生懸命生きるところだったを今回ご紹介します。
表紙からみてわかる通りいい感じに脱力できてます!(笑)
この本の主人公のワンさんは競争社会に嫌気がさしています。
その彼はこう言います。
「ネットを開けばいつも誰かの成功談が降り注いでいるけれども
僕はこれまでの人生で勝った!という記憶がない
かといって努力してこなかったといえばちゃんとやってきた
気がつけば40歳人生の折り返し地点!ずっと頑張ってきた結果がこれか!」
そして思います。
「ところで僕は誰に負けているんだろう?
なんのために頑張っているんだろう?」
ワンさんは答えを出せません。
そして会社をやめます。
そしてこの表紙のような生活になっていきます。
そしてこの生活でワンさんは自分の人生を自分のために
生きていなかったことに気がつきます。
「知らずのうちにレースに参加させられてた。
それはなんのレース?
誰が1番はじめにお金を稼ぐでしょう大会?
誰が最初に家を買う問題?」
全くわからない。
そして悟りを開くのです(笑)
ワンさんの悟りは全部で4つあります。
1 頑張らなきゃいけないのにやる気が起きない
2 自分の努力が実らず絶望している
3めんどくさい人間関係に疲れきっている
4理想とかけ離れた自分を愛せない
その中で、1番(私が)響いたものをご紹介
自分の努力が実らず絶望している。
努力して諦めれるのは潔い選択。こだわり続けるのは執着。
とワンさんはいっています。
なぜかというと、
これしかない!という人生の一択思考は
人生を不幸のどん底に引き落としてしまう可能性があるからです。
それでは、なぜ見切りができないのか?
それは今で投資した時間とお金を考えてしまうからです。
(=コンコルド効果)
ワンさんはいいます。
今まで受けてきた教育の根底は
忍耐 根性 努力というものがあった
では、賢明な諦め方については教えられて来たか?
それでは賢明な諦めをする上で必要なものは、
勇気
失敗を認める勇気
努力と時間が身を結ばなかったら潔く振り切る勇気
失敗してもまた立ち上げり新たなことにチャレンジする勇気
と教えてくれます。
確かに、お金と時間をかけてたものに対してこそ執着は湧いてしまいますよね
もう少し努力したらできる!とか、まだ諦めない!
そう思うことが美学として教えられてきた私たちには、
潔い諦めという言葉が刺さりますね!
そして、なかなか諦められないのもレースに参加しているからこそかもしれませんね。
考えてみてください。
あなたは今なんのレースに参加させられていますか?