昔はよかったのに・・が口癖になっている方は要注意!

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正義中毒について
なぜ人は人のことを許せなくなるのか?

これは「正義中毒」というものによる物です。

 


「間違ったことが許せない」「間違った人を徹底的に罰しなければならない」「私は正しく、相手が間違っているのだから、どんなひどい言葉をぶつけても構わない」そんな風に思うことは誰にでもあります。


人は誰しも「許せない」が暴走する状態に、簡単に陥ってしまう性質を持っています。これはわかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚えてしまうのです。

 

これは他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、快楽物質であるドーパミンが放出されます。この快楽にはまってしまうと簡単には抜け出せなくなってしまい、罰する対象を常に探し求め、決して人を許せないようになるのです。

見方を変えると、誰かを許さないことで自己を肯定したい、自分の正しさを認めてもらいたい、という欲求の裏返しにも見えます。

その一方で、「人を許せない自分」を許せない苦しみまであるのです。

 

 

正義中毒から抜け出す方法

1.なぜ、許せないのか」を客観的に考える

「このテレビ番組は馬鹿馬鹿しい」「◯◯党は許せない」「最近の若い連中はなっていない」などの怒りの感情が沸いた時は、その感情を増幅させてしまう前に一呼吸おいて、「自分は今、中毒症状が強くなっているな」と判断するようにします。

 

 

2.老けない脳をつくる
・慣れていることをやめて新しい体験をする
いつもと違う道順で歩く。いつものメニューやいつもの店を変えてみる。
・不安定・過酷な環境に身を置く。あえて不安定な、過酷な環境に身を置く。マインドフルネスを実践する。絶対に読まない本、関心のない本を手にとる。安易なカテゴライズ、レッテル貼りに逃げない
・余裕を大切にする

 

3.食事、睡眠

 

前頭前野の働きをできるだけキープするためには、オメガ3脂肪酸不飽和脂肪酸)の積極的な摂取が必要。サケ、マス、マグロ、イワシ、ブリ、サバ、サンマなど青魚と言われる魚の油や、カキなどの貝類、クルミなどのナッツ類、えごま油、亜麻仁油など。

 

参考図書

www.hanmoto.com